胡@驚きと変化に満ちた一年
今年を振り返ると、どこか夢の中にいるような、軽やかで少しぼんやりとした感覚があります。けれども、この一年の写真を整理してみると、「自分はこんなにも多くのことを成し遂げてきたのだな」と実感させられました。笑。
年初めには短期間中国に帰国し、久しぶりに会う友人たちと再会しました。また、自分の研究テーマである「仏山LALIGA」について、初めてフィールドワークを行い、地元のスポーツ大会がこれほど深い歴史を持っていることを改めて知ることができました。
その後は日本に戻り、皆さんと一緒に練習を再開し、初めての「合宿」に参加しました。そこで、普段とは違う皆さんの一面を見ることができ、field part への理解もより深まりました。(3日間の高強度トレーニングは本当に素晴らしく、まさかあれほど疲労した状態でも1.80mを跳べるとは思っていませんでした!)
新学期が始まる前には「学連競技会」に出場し、100m走と男子走高跳に参加しました。別々の時間帯だと思っていた競技が実際には連続して行われたのは予想外でしたが、日本での初めての大会をとても楽しく経験することができました。来年は必ず、さらに良い記録を出したいです!!!
授業が始まってからは、少し停滞した時期に入り、「大会に出場すべきかどうか」という迷いが長く続きました。
「出場しても、せいぜい175cmの踏切高度を跳ぶだけで、特別すごいことではないのではないか」と感じたり、あるいは「記録がしばらく伸びないことへの恐れ」から逃げていたのかもしれません。そのような状況の中で、筋力トレーニングをより強化しました。
そして徐々に、夏休みを経て新学期が始まる頃から、変化を感じるようになりました。練習で1.80mを跳ぶ際に、以前よりもかなり楽に感じられるようになり、思い切ってバーの高さを上げてみることにしました。1.83m、1.85m、1.87m、そして最近では1.90mへ(まだ成功はしていませんが、跳べるという自信はあります)。
この一連の過程は驚きと挑戦に満ちたものであり、新しい高さに挑戦するたびにそばで応援してくれた走高跳グループの皆さんには、心から感謝しています。本当にありがとうございました。
そして、自分自身の「引退」について。
先月、私がずっと好きだった短距離選手の蘇炳添(私と同じく中国・広東省出身)が、全国運動会の男子4×100mリレーを最後に引退しました。かつての憧れの選手が競技人生に終止符を打つ姿を見て、私自身も「自分の競技生活の終わりはどこにあるのだろうか」と考えるようになりました。
その答えはまだ分かりません。もしかしたら、新しく買ったテーピングが使い切られたその日かもしれません。笑。
この一年間、field part の皆さんからいただいた支えと助けに心より感謝しています。
皆さん、素晴らしい新年をお迎えください。
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