川野賀@ソラニン
えーついに21歳となりました。川野賀です。老いを感じております。年末ブログ大回しを決行しようとしたところ、2022年最後の最後に体調をぶっ壊してしまい、年内に回り切りませんでしたごめんなさい。2023年は健康でありますように。話が変わりますがどっかのさとぼぉのせいでブログのハードルが爆上がりしています。助けてください。僕にそんな文才は無いんです。許して。文章能力の低さに目をつぶりながらご覧いただければ幸いです。
2022年を振り返ってみると、なんかたくさんありましたね(そりゃぁそう)。最初に趣味の話をしましょう。僕の趣味は九大陸上部のみなさんはご存じだと思いますが音楽を聴くことです。今年はたくさんライブに行きました。
1月/リーガルリリー
2月/yonige
3月/ズーカラデル
4月/美波 Mr.Children
5月/リーガルリリー
7月/NUMBER SHOT
10月/ASIAN KUNG-HU GENERATION
11月/BUMP OF CHICKEN
12月/ずっと真夜中でいいのに
・・・そりゃぁ金欠ですよね。ちなみに全部良かったです。ミスチルのエソラでテンション爆上がりでした。来年も行きたいな。
競技の話をします。結果から言えば何とも言えないものとなりましたね。最低目標であった三段跳の14mどころか、自己ベストの更新もできませんでした。七大戦、CSでは数センチ差で決勝も逃しました。当たり前ではありますが、陸上って難しいなぁと改めて思いました。ですが、その一方でとても充実したシーズンになったと思います。2022年が自由に試合に出ることのできる最後の機会だろうと思っていたため、10月には個人的に思い出深い幅跳び、400Hに出場(100mなんてなかった、そうだろ?)。なぜか400Hでは決勝に残ってしまうというほんまにいらんおまけつきでしたが。楽しい1年間でしたね。
さてここからが本題。僕個人の話にもなるので興味のない方は読み飛ばしてください。
僕たちはどうして陸上を、部活をしているのでしょうか。僕はこの数か月間、このことについてずっと考えているような気がします。中学、高校でこのことについては自分の中で答えを出すことができた気でいました。ありきたりな話ではありますが、置かれている環境が心地よかったから。別に陸上という競技ではなくても周りの人たちが同じであれば同様に楽しめていただろうと思っていました。自分が競技を頑張っていたのも、周りのレベルがなんだかんだ高くて、それについていきたかったから、同じ目線で楽しみたかったからというのが理由でした。もちろん、大学も同じように楽しいです。心地よさも同様に感じています。ただパート長になってから、それだけではない気がして。そこにだけ価値を見出していると、ふとした時に崩れてしまうような怖さを覚えました。自分が引退するとき、何かしらの答えをみつけることはできるのかな。
僕は陸上において、あまり自分の競技結果に興味がありません。結果のために競技をしている人のことは本当に尊敬しています。もちろん僕も強くなるために練習しているつもりですし、色々と考えながら練習メニューも組んでいます。ただ、自分が得た結果以上に部活動を通して、自分が悩んだこと、試行錯誤したこと、楽しんだこと、これらすべての過程に最も価値があるんじゃぁないかなと僕は考えています。これはもちろん個人の考えですから、みんなとは違っているかもしれませんね。これまでの僕を支えてくれたのは、自分の記録ではなくて、これまでコツコツと積み重ねてきた過程でした。そんな自信にできるような記録は出せていませんけどね、、、多分今後も自分の積み重ねが僕を支えてくれると思います。
僕は自分に起こること全てが今後の成功につながっていると思っています。例えば、めちゃくちゃだらけた日があって、あーあってなった時でも、これは今後のための休息だったのだと自分を肯定します。ミスをしてしまったときも今後大きなミスをしないためのミスだったのだろうと思っています。このような考え方になったのは高3の終わりごろなのですが、このころから僕は以前よりも安定しているように思います。自己肯定って生きる上で大切だと思うんです。どこかで止まってしまった時、前に進むためには自己肯定が必要となってくるのではないでしょうか。
ただ、最近僕は間違った肯定の仕方をしているのではないかと思い始めました。提示された結果に対して、自分の歩んだ過程を肯定することは必要なことです。ですが、今の僕は何事においても結果がまだ出てもいないのに現在の自分を肯定してしまっている。僕は、正直に言うと他のフィールド3年生がうらやましい。毎日本当に忙しそうで、今本当に頑張っていることがあるから。僕にもやりたいことがあるし、別に頑張っていないわけじゃないとは思います。4年生からどんどん忙しくなるだろうし。ただ、夢中になれていない、一生懸命向かうことのできていない自分がいつもいて、漠然とした未来への不安感だけがいつもあって、その自分を僕は肯定してしまっていて、前に進めていない自分がいます。
だんだん部活もどこか免罪符のようなものに思えてきて、このままだと僕が部活を引退したときに、自分の中で何か一つ頑張ったものが欲しかったというしょうもない理由で終わってしまう。たぶん、達成感とか、そういったものではなくて解放感ややっと終わったという気持ちが先行してしまう。今の僕に必要なのはそんなくだらない自己肯定なんかじゃなくて、勉強も部活も全身全霊で目の前のことに一生懸命になること。自分を肯定するのは結果が出尽くした後で、自分の過程に価値が生まれるのもそのあとで。その時の結果が自分の思うような結果でもそうでなくても、その過程には価値がある。ただ、今自分がなすべきことは一生懸命になること、それに尽きます。遅いかもしれませんが、自分の中で最大限やれることをやってみようと思います。
一生懸命頑張ること、それはそれとして、僕も部活は楽しみたいわけです。今、忙しくてなかなか部活に来れない人、休部している人もいたりしますが、そうした人たちも戻ってきたときに、やっぱりフィールドっていいなぁ楽しいなぁと思えるようなフィールドパートでありたいわけです。どうしたらいいんでしょうね。たぶんさとぼぉのブログに書いてあるとおり、対話じゃないかなぁと思います。聞き手話し手の双方が相手に真摯に向き合うこと、それが対話ではないのかなと思います。僕たちはまだまだ話したりません。今年はもっとたくさん話しましょう。話すことによって、眼に見える何かが必ず変わるわけではないと思います。すべてが思い通りにうまくいくとも限りません。ただ、双方の納得する点を探ることもできるし、そこに新たな発見もあることと思います。少なくとも何か、変わることはある。別に全員が全員同じ方向を向いている必要はありません。それぞれ違った忙しさもあるし、考え方も違うのだから。それでも、どこか根っこの部分でつながっていたいなと思います。
僕の好きな歌で「ソラニン」という曲があります。作曲はアジカン。原作、作詞は浅野いにおさんの描いた「ソラニン」というマンガです。
“ たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする
きっと悪い種が芽を出して
もう さよならなんだ ”
これはソラニンの歌詞の一節です。この曲は過去の自分との決別の曲でした(マンガ読んで!!貸すよ!!曲も聴いて!!)。ソラニンは知っての通り、ジャガイモの毒で、でもこれがないとジャガイモは成長することができません。これまでのだらっとした幸せも嫌なことも悩んだことも全部抱えたまま、今までの自分にさよならをして、前に進んでいこうと思います。
僕たちはまだ成長途中で、たくさん間違えるし、たくさん悩むし、嫌なこともたくさん起こるけどそれらは全部必要なことで、今までの自分とはさよならをして、みんなで手を取り合って、最後にはこのチームで笑って終われるように。
やってやろうや、フィールドパート。
2022 個人的ベスト10
1. ノーワー/リーガルリリー
2. 地球でつかまえて/リーガルリリー
3. 本当なんてぶっ飛ばしてよ/クリープハイプ
4. 袖のキルト/ずっと真夜中でいいのに
5. 花咲く君の滑走路/文藝天国
6. 関係のない人/カネヨリマサル
7. Candy/リーガルリリー
8. 愛のネタバレ・クリープハイプ
9. クロノスタシス/BUMP OF CHICKEN
10. 出町柳パラレルユニバース/ASIAN KUNG-FU GENERATION
2023年もよろしくお願いします!!
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