和知@先輩

こんにちは!年末ブログのトリを務めさせていただく、和知です!

トリを任せてもらったのに申し訳ありませんが、明るい新年を迎えられるような元気なブログは書けそうにありません。自分に嘘をついて明るいブログを書こうかとも思いましたが、とある僕の大好きな先輩もおんなじようなことをしていたので、それも良いかなと思い、思うままに書くことにしました。



2024年を振り返ると、まず最初に思い出されるのは1月下旬のとある決断です。その日、僕は人間関係で1つ大きな決断をしました。この決断は多分間違っているのだろうなと当時の僕でも分かってはいましたが、すでに限界を迎えていた僕にはその決断を取らざるを得ませんでした。


そこからの冬季練は辛さを含むものでした。先輩たちのいなくなった後の部活に希望を見いだせず、先輩たちに今年の七大で4年生と一緒に引退したいと毎日のように相談していた気がします。でも先輩たちの支えのおかげでなんだかんだ楽しくやれていていました。


そんなこんなで迎えたシーズンイン、追参でしたが初の6mと11秒台を記録し、冬季中の悩みも忘れるようにシーズンに突入していきました。


5月は絶対に大好きな先輩と一緒に対抗枠として七大戦で戦うために、記録会で記録を残しておこうと必死に焦っていました。ですが結果は散々で、迎えた春インも心身ともに傷を負ってしまいました。


6月は5月の反省を生かし、焦らずにトライアルに備えていきました。結果的にトライアルでは対抗枠を取ることができませんでしたが、もう気負わなくていいんだとほっとしました。また先輩との絆をより一層深めていけたように感じてます。


それからの七大戦にかけては本当に最高の日々で、一瞬で過ぎ去っていきました。この時にはもう、この七大戦で辞めたいといった気持ちはかなり薄れていて、先輩からもらった大切なものを背負っていきたいと思うようになりました。


最高の七大戦が終わり、ついにパート長になり、自分が一番の先輩になってしまいました。

夏休みはパート長として頑張ろうという気持ちはありましたが、不安もありました。いなっくなった先輩の影の大きさに潰されそうになり、自分のパート長としての存在価値が分からなくなりました。ですがそんな時にある後輩が、僕の事情など知っていないであろうけど、ポロっと僕のパート長としての存在を肯定してくれるような言葉を言ってくれました。それが救いの言葉になり、夏休みは不安を抱えつつも、明るい希望をもって楽しく過ごすことが出来ました。


10月はシーズンの締めくくりに向けて、練習を行っていきました。しかし今思えば、そこには競技者として自分しかいなったように思います。後輩の言葉に甘えて、先輩として、パート長としての自分はただあぐらをかいているだけでした。


そうして迎えた新人戦では幅、100ともにベスト更新し、競技者としては最高の締めくくりが出来ました。


11月になり冬季に入ってから、ゼミの関係で部活に遅れての参加が増えていき、後輩に任せることが多くなりました。そこで消えかかっていた黒い影がまた現れました。先輩として、パート長としての自分に存在価値があるのかと毎日のように考えるようになりました。また、当たり前ですがシーズン中の自分とピークアウトしてしまった自分の動きのギャップを感じるようになりました。これまでの冬季は初心者であったこともあり、冬季中も調子が下がることなく練習が積めていたので、余計にこのギャップには強く苦しめられました。そうして、先輩としてパート長としての自分だけでなく、競技者としての自分も暗い影に飲み込まれていきました。


12月の頭にウエイト中の気の緩みで腰を痛めてしまいました。満足のいくように練習が出来なくなり、競技者としても苦しい日々となりました。またゼミの発表の時期も重なり、部活に裂ける気持ちのキャパが減っていきました。そうすることでさらに先輩としてパート長としての自分の存在価値が消えていっている恐怖に苦しめられました。後輩の言葉の効能も完全に消えてしまい、先輩にもらった大切なものさえ、苦しい重りになっていきました。


「なんでこんなにも先輩として、パート長として頑張れないのか?」

「自分って後輩のこと、パートのみんなのこと好きじゃないのか?」


そんな自己嫌悪ばかりでできました。そんな不安や自己嫌悪をかき消すために部活に行ったら無理に、大げさに、明るく振る舞っていたように思います。そんな中、ゼミの発表がいよいよのところまで近づいたことで1週間、部活からも練習からも離脱してしました。久しぶりの練習でほんの些細なことで、パート長としての挫折、競技者としての挫折やその他の挫折が重なり、一気に感情が爆発してしまいました。


そんなこんなで後悔ばかり積み重ねしまったこの数か月ですが、2024年の最後の最後にまた一つ後悔を重ねてしまいました。もう情けなさも越えて、自分でも笑ってしまうくらい滑稽に感じます。


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こんな1年を過ごしたわけで、2024年最終日にこうブログを書いている現在も、何も解決していないし、何か得たわけでもありません。ただ、先輩にもらったモノ、もらった言葉はちゃんと残っていて、今の自分に何もないなんてことはないと少しずつ思うようになりました。


正直これから先輩として、パート長としてなにかやれるか、残せるかは分かりません。でも、今はただ先輩たちにもらったモノだけを信じて、やれるだけのことをやっていこうと思います。



「どんなに辛くたって終わってみたら続けて良かったと必ず思う」


自分も終わったときそう思えると信じて。



思ったより長くなってしまいました🙇最後まで読んでくれた方ありがとう!年末ブログもこれにて終了!みなさん良いお年を!!!

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