桂@やっぱり好きなんだ
2年生のトップバッターを任せていただくこととなりました、’’短距離パート’’に所属をしている、’’元’’フィールドパートの桂和弘です。1年生のときから取り組んでいたハードル種目に完全シフトしてがんばっていきたいと思い、後期からはフィールドパートから短距離パートに移籍したので’’元’’という形になりました。なんで、2年生の最初が他パートの人間なんだよ!!という話ですが、今シーズンの最終戦を走り幅跳びで締めた僕の半分はフィールドパートとともにあるのでお許しを、、(フィールドパート時代にフィールド種目に出たことがないのは秘密)
年末ブログということなので、さっそくですが2025年で印象に残ったことなどを話していこうと思います。2025年は2024年から大きく成長できた反面、ギリギリ目標に届かない自分の力不足を痛感するかなり悔しい思いも経験した1年となりました。そのような経験として、まず印象に残っているのが6月末にあった群馬県選手権です。僕はここで6位以内に入って関東選手権に行くことを目標としていました。しかし結果としては7位で関東まで順位があと1つ足りず、という形で終わってしまいました。当時のPBを更新するだけで関東選手権に手が届いただけに、悔しい結果となりました。また、群馬県選手権はかなり記録も狙っていた大会で、PBは出して当然と思っていたので、それすらも出来なかった自分の弱さに対して一層悔しさを感じたことを覚えています。
関東選手権に出れなかったことも悔しかったですが、それ以上に悔しさを感じたのが西日本インカレまで0.07秒届かなかったことです。群馬県選手権では、関東大会を狙う以上に西日本インカレの標準記録を切ることを狙っていました。しかし先述した通り遠く及ばずという結果に終わりました。そこから1カ月間はその悔しさを糧にして七大戦で標準記録を突破するためにかなり練習を積んで、調子も上げていけました。しかし、七大戦当日は練習を積みすぎたせいか足の疲労がかなりたまっていて両ふくらはぎが攣ってもおかしくないような状態になっていました。それでも予選は当時のPBを更新して西日本インカレ標準まで0.10秒というところまで迫ることができました。七大戦という最高に気持ちが入る舞台で、予選でこのような記録が出たら決勝では更に大きく記録を上げることは当然といっても過言ではなく西日本インカレ標準を切る絶好のチャンスでした。しかし足の調子が万全ではなく疲労もあったことから気持ちに弱さが出てしまい、決勝に行っただけで満足してしまった自分がどこかにいました。結果的に決勝では予選から0.03秒ほど記録を上げることが出来たものの七大戦では西日本インカレ標準を切ることはありませんでした。これ以上ない条件で標準を切れなかったのにも関わらず、まだ一戦チャンスがあるからそこで切れれば良いやと軽い気持ちでいたことが祟ったのかそのチャンスとなるはずだった記録会でも七大戦以上のコンディションで走れるはずもなく標準は切れないどころか、転倒からの途中棄権という最悪の形で西日本インカレ路線は終わることとなってしまいました。最終レースで記録すら残せないで0.07秒というほんの少しの差を縮めることが最後までできないまま終わってしまったことがあまりにも悔しく、あまりにも虚しく、今までの陸上人生の中で一番、陸上へのモチベーションが無くなってしまいました。また、転倒したことで右足の踵を痛めてしまい一カ月ほど走れなくなってしまったこともとてもつらかったです。
狙っていた大会を2連続で僅差で逃すこととなってしまい最終的に怪我まで負ってしまい走れない期間が長く続いたことで、完全に自分への自信を失ってしまい、このまま陸上をやっても大学陸上で夢としていることを叶えられそうになく、このまま続けても意味がないのではないかと考えてしまうことも多々ありました。しかし、走れない期間に陸上について深く考えていく中で、やっぱり僕は陸上が好きだし、大学で陸上を続けたからには何がなんでも夢を追い続けたいという気持ちがあるということに改めて気づき、再びがんばろうと思えることができました。怪我が治って2週間後にあった復帰戦の九州CSでは、体力や筋力がかなり落ちてしまい、ベストとは程遠い記録、また去年の九州CSで出したものより遅い記録でしたが、最後に走ったレースでゴールできなかった僕にとってはゴールできたことが何よりも嬉しいかったです。ゴールできるだけで嬉しいという感情は味わったことがなかったので不思議な感じがしましたが、また陸上の楽しさに触れることができたので良い経験でした。
この1年は通して悔しい思いや残念な思いを感じることも多いものでしたが、陸上への愛や楽しさを改めて感じることもできたので、今後の大学陸上を続けていくうえで財産となるものだったでしょう。来年以降も、夢の実現に向かって、結果を出すことを目指して頑張っていきたいのですが、その中でも陸上を楽しむ気持ちを忘れず頑張っていこうと思います。
以上で僕の文章は終わりです。正式にはフィールドパートではないのに読んでくれたみんなありがとう🙇
僕の次からは正式なフィールドパート2年生によるブログが始まるゾ
次は冬季の走り込みの練習の中で、その強さを遺憾なく発揮しているであろう土井さんです!
0コメント