岡田@高揚感と寂寥感

皆さん、こんにちは。気づけば二度目の薫風の候も過ぎ、大学二年生となりはや数ヶ月が経ち、盛夏の候を迎えようとしております。二年生二番目は、汗ばむ季節は新総合グラウンドへ赴くのも億劫な岡田が担当させていただきます。のがから「今日のご飯は?」と質問を受けていますので回答いたしますと、揚げ物ではないでしょうか。ここ数日、天丼、天ぷらうどん、単品としての天ぷら、とんかつ等の揚げ物が続いております。理由としてはバイト先で夏野菜を大量に頂いたのと、天ぷら粉を作りすぎたので消費しております。そして今晩のレシピとしましては、茄子、オクラ、大葉、キスの天ぷらを考えていますが、なんせ岡田は気分次第なので変わるかもしれません(校了時に振り返ると鮭のムニエルでした)。
 本題の七大戦に向けて語らせていただきたいと思います。僕の想いとしては大別して➀個人的な試合に向ける意気込みと➁九州大学陸上部としての七大戦への意気込みがあるように感じます。
 ➀から書きますと、七大戦は僕にとって約2年2か月ぶりの公式試合となり、思い返せばやる気皆無で臨んだ高3の四国総体以来となります。試合勘は遥か昔に忘れてしまいましたが、ピットに立った際の高揚感、緊張感、緊迫感、臨場感といったものは先日のトライアルで久しぶりに回帰され、とうとう戻ってきたなと再実感します。一度辞めた陸上の身ではありますが、様々な想いが懐古し、無意識に心の内から気概が生じてきました。前回のブログで書きましたが、基本的に試合の嫌いな僕ではありますが、負けることはより嫌いなので、やるからにはやってやろう!と思います。少なくとも、先日のトライアルのような不甲斐ない記録では終わらぬよう心は熱く燃やしつつ、冷静に淡々といつも通りで臨めたらいいなといった感じです。僕の大学初試合、篤とご覧ください!!
 次に➁ですが、七大戦を経験したことがない僕の薄っぺらい言葉で装飾しても実益はありませんが、先輩の試合にかける思いや練習風景を見ていますと、やはり思い入れのある特別な大会であり、この経験は否応にも貴重なものとなるのであると切に感じられます。そのような試合に偉大な4年生と、ユーモアあふれる3年生、元気いっぱい1年生のこのメンバーと望むことができるのは非常に喜ばしい巡り合わせであるなとしみじみ感じます。それに伴い、七大戦が終わると4年生が引退という形になってしまい、七大戦を楽しみにしている反面、寂しさも拭い切れません。藤井先輩とはこれが最初で最後の一緒に出る試合となるかもしれませんし、木野先輩、西先輩とも試合を通じて切磋琢磨したかったと今更ながら部活に早く参加しておけばとの悔悟の念が尽きません。このままいつまでも先輩たちと練習したいと、ふとした瞬間に脳裏によぎる今日この頃です。しかし、逆説的ではありますが、寂寥感があり、不可逆な時間だからこそ、一生に一度の貴重な経験となるのでしょう。『あしびきの山桜花日並べてかく咲きたらばいと恋ひめやも』(山部赤人)と同じですね。何はともあれ、時は無情にもすぎます、一刻一刻と過ぎ去る時間の中、今できることを最大限行い京都に九大旋風を起こしましょう!!そして七大戦後もたまには、いや毎日でも是非練習に参加して下さい!
 最後に、陸上は漸悟を基礎とした中での頓悟があると思います(意味は各自お調べください)。時間がない時は後者となることを願って、最後の跳躍の一瞬まで気を抜かずやってやりましょう!のがと同様に、最高にハイ!になってきましたね。高揚感が昂揚感って感じです。もう今週の国際公法も、来週の刑法も、再来週の憲法、民法も忘れて陸上に専心した気分です。
 それでは次回は、僕と同じように試験と陸上の狭間で種々思いを巡らせているであろう姉川へバトンタッチです。よろしく!!!

九州大学陸上競技部フィールドパート's Ownd

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