松浦@起きて日が昇る

先日九大で静岡出身の子を発見し、

上がったテンションそのままに話しかけてみたのですが、会話の締め方も続け方も何も考えていなかったため、

「じゃ、また何か機会があれば!」

という変な締め方をしてしまいました。どんな機会があるのでしょうか。

どうも皆さん、お久しぶりです。

フィールドパート3年の松浦です〜。

今回はゲリラブログです。ちょっと前にブログの更新頻度上げたいねなんて話していたら、SNS担当の和知くんが快く「上げよう!」と応えてくれました。

そしてこのブログは、そんな和知くんに「パート長の意気込みを!!」と指名をいただいたものです。

彼の変貌、いや成長には毎日驚かされています。流石は5番サードキャプテンを務めただけのキャプテンシーと言ったところでしょうか。

僕は彼のことを可愛がっているつもりなのですが、MBTIでは相性最悪らしく、なんとももどかしい思いです。

和知くんのことでブログを一つ書けそうな気もしますが、今回はちょっとだけ自重しますね。

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今回のご要望は意気込みだそうで。

ちょっとだけ弱音を吐いて、このブログに吐き捨てて、意気込みを語っていきたいと思います。

パート長になって初月、8月は迷いの月であり、停滞の月でした。

自分が大学に入り、また部活を始め、学連に入り、元々やろうとしていたこと、やらなくてはいけなかったこと、担わなくてはいけなかった役割など、全てが8月に入って一気に自分にのしかかってきました。加えて膝と足首を痛め、簡単な言葉で言えばもうめちゃくちゃでした。

その状態で出た夏季記録会も結局何も出来ず、競技場に足を冷やしに行っただけでした。

そしてお盆休み明けにはコロナになり、泣きっ面に蜂とウイルスでした。

うーん。

地元に帰らずに引きこもって過ごしたこの1ヶ月、自分の中に芽生えた思いがありました。

「今の部活への向き合い方は、高校の時の自分に失礼なんじゃないか。」

直向きに短距離フィールドパート長として、目標に向かって走り続け、跳び続け、同時に勉強もある程度し、片道約1時間の自転車通学。確かに気持ちが折れた瞬間や上手くいかなかった瞬間もありましたが、当時の僕、いや彼は、最終的に全ての目標を達成しました。

一方今の自分はどうでしょう。

大学に入ってから何一つ成し遂げられず、肩書きだけが増えて、その肩の荷に潰されていっています。いつしか掲げていた目標すら忘れてしまうくらいに。

鏡に映った自分の顔には、闘志はもう見えませんでした。

そしてこんな状況に置かれても、きっと彼なら器用にこなしたんだろうな、という過去の自分への劣等感に、怪我とウイルスも相まって、内から外から気がついたら僕はボロボロでした。

そのまま、いつかのブログに書いたことも忘れ、自分にまだ残っているものにも気づかず、ほぼ無心で、最低限前を向く努力だけして、とりあえず、とりあえずで全てをこなしました。

しかし、何をしたかも前を向けていたのかも覚えていません。自分の足元がよく見えていた気がします。

そんな気持ちで気がついたら9月、パート長になって二月目。

下を向きながらもこのままではいけない、と思い続けていたある日、ふと、自分がパート長になった時パートのみんなに向けて書いたLINEのノートを見返してみました。そこにはこうありました。

「人柄でも記録でも、何か一つ、部やパートを盛り上げることのできるものを持ってください」

改めて自分らしい目標だな、と思いました。

僕は大抵のことに対して、やるからには記録や結果を出したいと思っています。これは物事に取り組む上での、言ってしまえばくだらないプライドです。

競技においてはわかりやすいですよね。

僕はこれを勉強や学連に対しても思っています。特に学連については、自分の知る幾つかの代の中で、5番以内の功績を残そう!なんて息巻いて学連の仕事を最近はしています。

そこでようやく僕は目が覚めました。

自分がパート長になったことで何が出来るのか。

自分がパート長になった元々の理由は何だったのか。

自分がパート長として成し遂げたいことは何なのか。

自分が目指す競技者像はどういったものなのか。

まだ起ききっていない布団の中で、いつか見た夢を思い出してみました。

そして整理されていく自分の目指すパート像とパート長像。

それが、

「全員が各々のできることを最大限行うことで作っていくパート」であり、またパート長としては「メンバーと距離の近い精神的支柱のような存在」である、ということに気がついて、布団から出ると、何となく自分の中で日が昇るような、そんな気がしました。

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昔からわかってたことなのですが、僕には考えすぎたり、逆に考えずに突っ走りすぎたりというような、悪い癖があります。

克服するにも克服し難い癖ですが、この性格が「誠意」として伝わることもあります。背中で語る、とは違うのでしょうが、僕はこれはこれでいいかななんて思ってます。

正直結果を求められる競技としての陸上競技については、歴は長いけど知識も実力もないし、自分がパート長になっている理由をそこに見出すことはできません。

しかし、パートを動かす上でのパートのみんなからした親しみやすさや距離の近さ、練習中の盛り上げなど、自分が今まで部活をしてきて当然のようにしてきた全てが、今になって生きようとしています。

これが、僕が今まで陸上部に向けてきた「誠意」で、これからパート長として見せるものに変わる「誠意」であるのだとおもいます。

さぁ、立場も気持ちも新たに、新しい日が昇ります。このブログを読んで、情けないパート長だと思う人もいるかなとは思いますが、まあ任せてください!

一年後、どんなパート長になっているのか、どんなパートになっているのか、どんな七大戦を迎えるのか、誰にもわかりませんが、僕なりのこの「誠意」を持って、フィールドパートを全力で盛り上げていこうと思います!

そしてその上で競技者としては、高3の彼が出した13m00cmをまず超えたいと、そう思っています。高望みはまだしません。考えすぎずにそれだけでいい。

そこから先は更に高みを目指すエクストラステージです。

そしたらどこまでも行きます。行けるまでね。

きっと上手くいく。そうきっと上手くいく。

見ててくださいきっと来年は熱い夏になります。してみせます。出来るさきっとサトチャンならね。

長い冬が終わってこっからの夜は全部白夜です。気がついたらもう夏が来ます。なんてね。

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こんなところでしょうか、意気込みというより反省文のようになってしまいましたが、決意表明だと思ってくれればそれで良いです。

フィールドのみんなも、他パートのみんなも、或いは学連のみんなのことも、たくさん頼ると思います。前を突っ走って導くというより、みんなと同じ列で一緒に考えながら一緒に進むことと思います。

快く思わない人もいるかもしれないけど、まあ、お手柔らかによろしくね。

さてと、カーテンを開けて、

始めようか、新生フィールドパート!

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