矢木@男の仕事の8割は…

どうも、鵜木さんからご指名いただいた「天の道を行き、全てをつかさどる男」になりたい矢木聖一朗です。前回は少なめに終えたので今回はたくさん書いてやろうと意気込んでいましたが、鵜木さんの文量に圧倒されて途方に暮れております。書ききるころにはそれっぽく収まっていたらいいなという浅はかな希望の下見切り発車のタイピングを進めていきます。

 全部が全部皆さんの何かになる話ばかりではないと思うので初めに目次をつけていきます。全3編で構成していきます。初めに去年の自分について。受験生や高校生の方は息抜きに見てくれると嬉しいです。次に、競技における今シーズンの振り返り。このブログを見ている人の多くの需要にかなった内容かなと思います。そして最後は見出しの言葉について。個人的にはいっっちばん読んでほしいパートです。

 初めに去年の自分について。一言でまとめると充電が切れて充電しなおした年です。まず、上半期はとにかく部活にすべてを費やしました。冬季にしっかりと増量し、シーズンの山場には逆に完璧な減量をし体重差6キロもありました。2年の最終戦で1900mmを記録し、IH、国体ともに王手という状況だったのもあり、普通では考えられない練習をしました。平日は朝と夕方全部使い、休日も全潰しという中学生の元気さをもってしてもありえない量でした。ストレッチの時間だけが至福の時間で、おかげさまで宿題の提出すら怪しいレベルの生活時間でした。起きた瞬間からご飯をたらふく食べ、気が付けば学校で練習しいつの間にか12時間を学校で過ごしたと思ったら夕ご飯の最後の一口になり、気づいたらアラームの灰色と青に起こされていました。もう二度と経験したくないスケジュールですね。ただ、こんな練習をしていたら体は休まるはずもなく、常に危険信号が出ている状態でした。そしてその信号を法定速度も破った速度で通過したおかげでシーズン初戦から腰に違和感を持ちました。さらに悪いことに、痛みで休憩する暇はないと考えさらに追い込みました。大怪我確定だったので病院には行かず、全てが終わってから診察に行きました。結果は末期の分離症。腰を反る動作そのものが禁止の動きなのでつまり僕はシーズン開始からずっとケガの悪化を最速にすることをしていました。中国総体の時点ですでに走ることすら痛い状況だったので結果は当然IHも国体も選ばれませんでした。こんな感じで最悪なシーズンを終えた僕はとるもの手につかず状態でした(まぁ受験生なのに何もとっていなかったんですけどね)。

 そんなこんなで下半期。鵜木さんは受験前でも走っていてすごいななんてい持っていました。かくゆう僕はというと、、お医者様から分離症がひどすぎるから走ることはおろか予防のための体幹トレすら禁止されておりました。10月まではなんだかんだ週1で動いてしまいましたが、大学で本気でするために思い切って練習をやめました。おかげで今シーズン何とか大会に出て、セカンドベスト更新出来ました。

 もう少し書かないと息抜きにならないのでもう少し振り絞ってみます。年末ということなので僕の年末年始についてお話ししようかなと思います。昨年までの大みそかは笑ってはいけないを見ていたと記憶しています。僕はふとした笑いや、日常的な場面での笑いが大好きなので、大物俳優が出て笑わせようとするセクションは相当なことがない限り苦痛な時間だなと思ってましたね。逆につかまってはいけないの時間は好きでしたね。おじさんが体張って、悲鳴上げて、全力疾走する姿ってなんか好きなんですよね。そんなこんなで年を明け、餅を入らなくなるまでほおばって新年が始まります。祖母の作ってくれるお餅がとてもおいしくて毎年このタイミングで年間最高体重を記録します。自分史上最重量の体重を抱えながら、初詣に向かいます。あ、これは中3からの毎年恒例のことなんですが僕の練習はじめは初詣後にトラックを一周して陸上の神様にお願い事をしてます。今年は受験勉強なので初詣と初走りをなしにしようとしていたんですが、めちゃめちゃチキンな僕はいったはいいものの罰当たりな気がしてけっきょく初詣に言って走りました。ここ数年は雪がすごいので雪の中に足を突っ込んで寒さに凍えながら走ります。今年は雪がないといいな。こんな感じで大一片を終わらせようと思います。相変わらず締まりのない文章ですね。さすが学生時代のあらゆる作文で両親に最終検閲してもらってるだけあります。

 続いて第二編、今シーズンの振り返りについて語っていこうかなと思います。今シーズンはズバリ復帰の年だと思って取り組みました。骨折からまともに動けていないうえに、体幹すら禁止されていた、正直なに自由なく走れれば御の字かなという感覚でした。そんな状況でしたが何とかセカンドベストの1850mmを跳べたのは自身の戦略がうまくはまったのかなという印象です。個人的な感想はこれくらいにしてちょっと真面目に振り返っていきます。このシーズンで意識したことは大きく分けて3つ。助走の安定、正しい痛みと間違った痛みをしっかりと判断すること、そして体重管理のたった3点です。まず助走についてです。僕は記録に対して技術が伴ってない人間なので今年のテーマの中に空中動作は即座に捨てました。実際これを意識してケガしたし。なので助走だけは納得のいくものをしようということで、しっかりと走り刑の動作を入れてスピードの安定を測り、動画によるイメージとのすり合わせである程度の内径を描けました。ただこれの欠点としては常にパフォーマンスが一定であることを前提にする練習であり、シーズン最終戦での完璧な調整+最高の調子が出ていた時はあまりにも出力が出た上に、これまでにないほどきれいな内径に体がついていかず本当にベストな跳躍はできませんでした。次に痛みの判断です。これはこのシーズンで一番気を付けました。骨に直接的なダメージを与えていたり、適切な動きで適切な筋肉へのダメージが入っているかを超入念に判断しました。常にあるテーマを持って取り組んでいたので、入るはずのない痛みの見極めがしやすかったのが無傷で乗り越えられた理由なのかなと思います。また、高校時代のオーバーワークの反省から、週に1度の完休と1度の低強度練習を入れたのも大きいかなと思います。もしも今ただがむしゃらに練習をしている人は今すぐやめて休憩しましょう。もしも毎日練習できているんだとしたら、追い込みきれてない証拠です。特に冬季では超回復の原理とオーバーロードの原理をしっかりと考えて練習できる人が勝てるんじゃないかなと思います。最後に体重管理です。筋量がすぐ増えることはあまりないので体重が増えていいことはないなと判断した僕は基本的に60キロ以内を目標にしました。練習の質が高いのもあり短期間である程度洗練された体を作れたのはそこそこのパフォーマンスを出せた最大の要因なんじゃないかなと思います。こんな感じで体重の大切を知ったのは夏だけではありません。実は今とても感じています。食トレによって、冬季開始からすでに3キロ増えており、この影響がかなり大きいんですね。重心移動と反発がすっごいわかるの。押したら返ってくる反発ってこんなに気持ちいいんだね。みんなもLet’sパクパク。基本的に競技の話をし出すと止まらないのでここでやめておきます。言いたいことは基本的に僕のインスタの練習垢に載ってるんでぜひとも見つけてね。相手の情報がある程度透明ならフォローするのでどなたでも気にせずフォローしてね。

いよいよ第三篇。冒頭の男の仕事の8割は…に続く言葉ですね。勘のいいひとは男の仕事くらいでわかっているんじゃないすかね。正解は、「男の仕事の8割は決断だ。あとはおまけみてーなもんだ」でした。この言葉は仮面ライダーWにて左翔太郎が放ったおやっさんの言葉です。あのシーンはいつ見てもほれぼれしちゃいますね。マネードーパントとの賭け試合でジョーカーを除くすべてのガイアメモリが手元にない状態で最後のジョーカーメモリを賭ける時に放った一言ですね。いやー最後に残るのが切り札のジョーカーってのが最高にいかしてますね。この言葉は僕の中で結構大切な言葉で、話の背景を知っているからこそなのもあるんですが、いつまでも逃げることはできなくて、最後には必ず決断をしなければいけない、今の自分は本当に現実に向き合えているのか?と問いかけてくれる魔法の言葉です。特にこの一年はこの言葉の本当の重さに気づかされましたね。なんといっても受験がありましたから。高校まではある程度道から外れることなく進めばよかったんですが。高校からはなかなかそうにもいきませんでした。自分の思い描いた未来は訪れないことが大半で、挙句の果てには逃げるか、壊れるかという最悪の二択を迫られるときもありました。受験だって共テ時点でE判定だったので結構な決断をしたと思います(ま、二次に自信があったんですけどね)。受験話は結構ネタの宝庫なのでこの場で書かないようにしますが、最後の最後まで決断続きの人生でした。ここまで書いてみると結構苦しい人生を歩んでいるように思いますが、まぁそうですね。でも案外不満はそこまでないですよ。正しいか正しくないかはべつとしてありえないくらい継続できたこと、勝ちにとことん執着して行動できたことは今の自分がふと崩れそうになった時に助けてくれる。今僕は大学陸上という競技人生における最大の節目にいる。男の仕事、しっかりこなせる人になりたいな。

と、締まりのない締まりで終わらせていただきます。ちなむとここ数日、若干鬱っぽいのとADHDが覚醒しており提出締め切り大幅に過ぎてます。スミマセン。てことでお次はフィールドパート1明るそうな川崎さんですね。なんか文字量多い人が続いてる気がすr。

最後の最後に僕が個人的に好きな写真でも載せようかなと思います。冬季のしんどさの中で一番自然に笑えた自称エモ写真です。

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