土井@初

はじめまして!淺野君から引き継ぎました、土井悠羽(どいゆう)です。出身は広島県で、校舎の真ん中をエスカレーター(上りのみ)が突き抜ける屋根のない学校でおなじみの基町高校からやってきました。学部は書いてしまうとハードルが上がりそうなので秘密にしておこうと思います。

初めてのブログということで、前の3人に習ってまず今までの陸上人生について書きたいと思います。私は小学校から集団競技と武道をしていて、スポーツは好きだったので中学ではバレー部に入ろうと決めていました。しかし体験入部でボールと仲良くなれず、悲しくなった私は友達に誘われ、体験どころか見学もしないまま陸上部へと入部しました。今思えば運命の分かれ道でした。そして数ある競技の中で走高跳を選んだのは身長が伸びそうだったから。おかげでぎりぎり160㎝台に到達しました。中学は人数も少なく、緩い感じだったので、陸上に対しての熱もそこまでなく、高校では弓道を始めたいななんて考えていました。しかし再び体験入部にて、弓がびくともせず、当時の部員さんを困惑させ、己の腕の筋肉のなさを実感すると同時に(今でも腕の筋トレは大の苦手です)、弓道は初期費用がかなりかかるという問題が浮上しました。なので、結局これまた見学も体験もせずに惰性で陸上部に入ってしまいました。中学とは比べ物にならないほどの練習のキツさに最初は心が折れかけましたが、個性的で最高の仲間と乗り越えて、陸上の楽しさを心から感じました。陸上競技の魅力に気が付くことができたのは高校での部活のおかげです。そしてもう一つの運命的な出会い、、それがよんぱーです。1年の6月の選手権、高跳びは標準記録を切っていなかったので、選択肢は300か300h。障害物があったほうがごまかしがきくと思い、300hに出ました。そこから気が付けばよんぱーが私の生活の中心でした。最後の最後まで全力で駆け抜ける、苦しくても諦めない、練習で妥協しない、などなどよんぱーは私にたくさんのことを教えてくれました。今の私があるのは間違いなくよんぱーのおかげです。

高校は400mh、走高跳に加え、100~3000、走幅跳、やり投げ、4継、マイル、駅伝と、本当にいろんな競技にチャレンジさせてもらいましたが、大学は原点復帰ということでフィールドパートを選びました。ほかのサークルの新歓すらいかず、初めて自分の意思で陸上部を選んだ瞬間でした。入りたての頃は人見知りを最大限に発揮し、他パートと違い、1年女子が私だけということもあって不安やうらやましさで、思い詰めてしまうこともありましたが、今は優しく、面白い先輩や同期に日々刺激をもらいながら楽しく部活ができています。モチベも高く、最近先輩方みたいにインスタの陸上(日記)アカも作ってみましたが、投稿頻度は週一です。生粋のアナログ人間だったようですね。

ここまで文学部魂を発揮し(?) 長々と書いてしまいましたが、そんなこんなであっという間に七大戦が近づいてきてしまいました。各パート、日々の練習やトライアルから七大戦への熱がとても伝わってきて、私も走高跳の対抗枠の選手として頑張らねば!と奮い立たせられています。目標は145をクリアして、PBタイの150に挑戦!です。あわよくば入賞もしたい、、!この一か月、助走を変えてみたり、歩数を変えてみたり試行錯誤した結果、満足のいく跳躍はまだできていないですが、高校の時と違うのはタータンで練習できていること。試合になると妙にスピードが出て助走が合わなくなる私にとって慣れ、という面ではかなり大きなメリットです。一年ぶりの試合で楽しみよりも緊張や不安のほうが大きいですが、本番でリラックスして七大戦という大きな舞台で楽しむためにも、最後まで追い込んで、万全の準備をして愛知に向かいたいなと思います!幸い、同じ競技に尊敬する先輩方がいらっしゃるのでとっっっても心強いです。いつも客観的に跳躍を見てアドバイスをくださり、一緒に練習できて本当にうれしいです!

また今回、走高跳に加えて800mの補欠としてもエントリーさせてもらうことになりました。あれ、よんぱーじゃないの?と思う方もいるかもしれません。私は高校最後の県総体で突如覚醒し、1日の3レースの中で3回ともPBで走ると、中国総体も予選でPBというとてもいい形でよんぱーを終えることができました。もう悔いはありません。それより、記録会で400mhの練習の一環として出ていた800mに楽しさを見出し、今度は競技として本気でやってみたいと思い今に至るというわけです。高と800ってなかなかない組み合わせなのでいつもびっくりされるし、自分でもどっちつかずで無謀だなとは感じています。でもやっぱり跳ぶのも走るのも大好きだから、陸上部に入った時に800は高跳びの裏でこそこそやろうと考えていました。しかしフィールド、長距離をはじめ、いろんな方がこのことを受け入れてくださって九大陸上部の温かさを感じています。今大会、競技時間は高跳びが先なので、もちろん高跳びに全集中しますが、入れていただいたからには本当にもしももしもの時のための準備をちゃんとして、責任感を持たないとと身が引き締まる思いです。あと実は800、公式ではまだ4回しか走ったことがなく、位置取りであったり、ペース配分であったり、知識がまだまだ浅いので、先輩方の走りを目に焼き付け、いろんなことを吸収できたらと思います。

そして4年生の先輩方へ。短い期間でしたが、練習でいろんなことを教えてくださったり、馴染みやすいように話しかけてくださったり、場を和ませてくださったり、数えるときりがないくらい先輩方のやさしさに救われました。また熱く、本気で陸上に向き合い、私たちを引っ張ってくださった先輩方の背中はとても大きく見えたし、何よりもかっこよかったです。もっともっと一緒に練習したかったです。今大会は応援という形で最後に感謝を伝えられたらいいなと思います。先輩方のパフォーマンス楽しみにしています!

次はとうとう4年生に突入します。笑顔が素敵で、みんなに愛される晶子先輩です!よろしくお願いします!

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