高木@問題児二人。ただし最叫。

『人間は高い知能と科学技術を持つ代わりに、生身での身体能力は著しく退化してしまっている』……というのが世間一般のイメージであろう。

五感の鋭さや筋力・体格はもとより、道具を扱うためその「爪」も、道具に役目を奪われたその「牙」も棄ててきた。


だが、

人間にはまだ棄てていない武器がある。

それは大脳の発達とは別に、“戦うために”進化した身体機能……


『投擲(スローイング)』!!


(貴家悠/橘賢一 作 テラフォーマーズ 第48話 PITCHERS 対抗するもの より抜粋)



最近、週19コマという鬼の時間割である3年前期が始まってしまい、常に「死は救済である」と考えてしまうでおなじみ、フィールド・投擲パート3年高木です。


新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!!🎉👏


冒頭から変な語りから入ってしまいましたが、新歓ブログ第3弾となる今回は投擲&私から見たフィールドパートについて紹介していこうと思います。



まずは投擲についての紹介から。

現在、投擲パートは3年生2人のみ(新入生1人入ってくれた!ヤッター^_^)の活動となってしまっており寂しく静かにひっそりと練習を続けている………ことなんてありません!!この2人、練習中も食事中でも飲み会でもラインでも非常に活発、誰よりも声が大きく元気モリモリに活動しています!

最強……というほどの記録は残せてないのでまぁ最叫にしておきます笑。サイレントマジョリティーの逆、ノイジーマイノリティーということです。どっちが五条悟でどっちが夏油傑なのでしょうか。どうでもいいですね。次に行きましょう。

普段は人数が少ないため、跳躍の人たちに混ざってスプリントメニューをしたり、短距離に混ざってウエイトトレーニングをしたり、かなり自由な動きをしています。

平日がランメニュー、サンドボールやメディシンを投げたり、チューブトレなどの技術練習、空いている時間にはウエイトトレーニング、そして土曜日の練習はイーストゾーンに行って投擲練習をするのが主な一週間のメニューです。


次に投擲の魅力について。

何といっても即戦力なこと!!他パートや跳躍種目は人数が多く、対抗枠を争って部内選考をする必要がありますが投擲はその必要がありません。すぐに部の戦力として活躍することが出来ます!

特に部が一番力を入れている七大戦では出場選手がそろわずに点差を付けられてしまっている種目があります。男子の砲丸投げ、ハンマー投げ、女子の投擲が特に狙い目です!チャンスしかない!!

七大戦ではみんながお祭りのように盛り上がって応援してくれます。普段の大会では手拍子を求めづらくても、ここでは私たちが主役です。みんな手拍子を求めちゃうほどノリノリになって盛り上がれます!すっごい楽しいです!そんな大会に一年生から対抗選手として出られるのは魅力的なんじゃないかと思います!


あと、自分は普通にかっこいいからで続けているかもしれません笑。

人類って他の動物に比べ、投擲に特化した体を持っていて、ひとえに絶滅してこなかった理由は我々のリーチが長かったからという歴史があります。(さりげなく生物学科をアピール)

地球上の生物には人類より走るのも飛ぶのも上がいますが、生身の体で一番物を投げられるのは人類なのです。

投げるだけ。それだけをとにかく突き詰める。そこに奥深さとロマンがあると思うのです!


そして、未経験でもできるよってことを伝えたいです。恐れることはありません。自分も実は高校までにやっていた期間は1年もありません。もともと長距離として陸上部に所属していて、野球やっていたという過去からちょっとやり投げやってみるか~ぐらいのテンションで始めています笑

地道ですが少しずつ筋力をつけ、技術をつけ、いろんな失敗をしてようやく出せた自己ベストは何物にも代えがたい喜びです。

きっかけは何だっていいです。少しのやる気さえあれば十分です。



最後に私から見た陸上部・フィールドパートについて。

新入生の皆さんはいろんな動機をもって練習に参加してくれたり、インスタを見てくれたり、このブログを読んでくれていると思います。

何を頑張りたいと思っているかも人それぞれ。部活と勉強、バイトだったり、ある人たちは恋愛だったり。九大ではほとんどの人が一人暮らしですし、生活するのでも今は精一杯という人もいるのではないでしょうか。

一昨年の和知パート長の新歓ブログでも触れていたのですが、これらの中で大学生活において頑張れるのはせいぜい2個だと私も思います。全部全力で追うことは残念ながら難しいです。


自分も最初は全部やろうとして、怪我をして風邪になってしんどくなって部活も授業もいけなくなった時期もあります。緩く続けられたらいいな、50m投げられたら万々歳で45mでもまあいっかぐらいの気持ちが一年の終わりごろまでありました。1どころか0.5個分ぐらいの心持ちだったと思います。


それでいいと思います。部活の中では緩めの週3の活動、個人競技ということもあり自分のキャパやモチベーションに合わせて動けるところが始めやすい、大学でも続けやすいと思える陸上部のいいところです。


そして、そんな気持ちで入ったフィールドパートも今では気を遣わずに落ち着ける一つの居場所になっています。

一人ずつ試技を行うというフィールド競技の性質なのか、個性豊かな人しかいません。 みんな尖ってみんないい です。上下関係は緩く、繋がりは強く。みんながみんなの活躍、成長を応援してくれる、刺激的で面白くて温かいパートです。


そんな温かいパートだからこそ今ではみんなに感化されて部活とは別に自主練を週4,5で入れるようになっているのだと思います。モチベを上げようと思えばとことん上げようとみんながサポートしてくれる、かといって干渉もし過ぎずやりたいペースに合わせてくれる、そんな良さがあります。


きっと今の自分の配分は、部活:1、勉強:0.6、バイト:0.4、恋愛:0(同期に置いてかれた😢)ぐらいです。人によってどう変わるかなんてわかりませんね。大学入学時には思い描いてなかった未来です笑。

でも、フィールドパートに来たからこそ成長できた、選んで正解だったと胸を張って思えます!


本気でやりたい人も、ふわーっと始めてみようかな、続けてみようかなと思っている人も、部活に行きたいと思える居心地のいい場所。

大学生活をそんな環境の中で過ごし、成長してみてほしいなと思います!

興味がわいたらぜひフィールドパート、そして投擲パートの見学に来てみてください^_^



なんか最後はタイトルや前半と全く違う雰囲気になってしまいました笑。

お次は新歓ブログラスト!次期パート長の森ひろかずです!!

前パート長の松浦さとぼぉ先輩のブログを超える、魂が震えるブログを期待しています!!お楽しみに~!

九州大学陸上競技部フィールドパート's Ownd

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