岩本@ありがとうございました!!

ついにこの日がやってきました。

最後のブログです。


キャンパスのど真ん中で思いっきり叫んでた1年の頃から歳を取り、気づけば4年生となり、そして引退の時期になりました。

あのころ私にとって、とてもキラキラしていて、ずっとずっと憧れだった先輩たちのように私はなれたでしょうか、、、?

ここまでくるのは長かったけど、きてみると突然やってきたような感覚です。


まず初めに、

今までのフィールドの先輩方がこのブログを読んでいるかわからないけれど、

たくさんのご心配やご迷惑をおかけして、すみませんでした!!!

女子が少なくて、練習いきたくない時期もありましたが、優しくて面白い先輩方のおかげで最後まで続けることができました。感謝してもしきれません。

最後に驚くような記録を出して終わりたい!先輩方への感謝を記録で伝えたい!そう思っていましたが、叶いませんでした。


今年は、コロナウイルスの影響で4月から練習ができませんでした。結局、1年生にも会えず、大会に出場することもできず、12年間続けてきた陸上生活が終わろうとしています。冬季の時点ではまさかこんなことになるとは思ってもなく、このシーズンは悔いなく思い切り跳んでやろうという気持ちで練習を重ねていたので、不完全燃焼という感じですが、残念ながら仕方ないという言葉で片付けるしかないです。


女子主将という立場でもありましたが、九大陸上部として出場する大会は全て中止となり、後輩たちになにも残すことができなかったのも残念でした。

私にしかできないこと、伝えられないことを姿や言葉で表せればいいなと思っていましたが、結局何もできないまま終わった気がします。


本来、私にとって陸上人生の集大成となる4ヶ月間は空白のままです。

それもそれで悔しいし、もう出る大会もないので、このブログで1つだけ後輩たちに伝えておこうと思います。


私はこの陸上人生を必死に1人で走り続けてきました。それはどういう意味かというと、自分でやると決めたことや目標に向かってひたすらストイックに練習を積み重ねてきたということです。

常に自分と向き合い逃げず闘ってきた、そんな感じです。

そんな私の姿を見て、周りの人はあまり近づいてきませんでした。あの人はずっと糸をピンッと張ったような状態で話しかけづらいな〜そう思われていたみたいです。笑だから、私にとって頼れる人はいなかったように思います。陸上ノートに書いてきた練習メニューが心の支え、安心感でした。


ここからが大事なことです。

そんなことをしていた私はどうなったか、、

ずっとずっと張り続けていた細い糸が切れたとき、突然何もかもがどうでも良くなりました。自分で自分を苦しめているのになんで陸上をしているんだろう、、大好きだった陸上が嫌いになりました。

頼れる人頼られる人なんていないと思っていたので、私1人いなくなったところでフィールドパートは変わらないだろうな〜そう思い、陸上をやめてやろう!

信じられないくらい自然に思いました。


しかし、私が思っていたことは間違いで、必死に止めてくれる人たちがいました。

それがフィールドの同期でした。

そのとき私は初めて、周りを見ることができたようなきがします。

ずっと陸上は自分との闘いだと思っていたけど、九大陸上部フィールドパートに入って、素晴らしい3人の同期と出逢って、周りのみんながいてこその自分ということに気がつきました。

同期には本当に頭が上がらないほど迷惑をかけました、、、ごめんなさい。

色んなことがあり、だんだんと人数が減って結局4人だけになったけど、本当に楽しかった!!一緒に陸上ができて、先輩方から引き継いだフィールドパートを引っ張ることができて(思うようにはいかなかったけど)よかった!ありがとう!


まとめると、

陸上はレーンやピットに立つと自分との闘いかもしれないけど、周りを見ると自分のことを応援してくれる仲間、自分以上に結果を喜んでくれる仲間、たくさんの仲間がいるんです!!!その仲間は誰1人として欠けてはいけない、きっと誰かが必要としてくれているんです。同期だけではなく先輩後輩も!

目標に向かってただひたすら努力するのは素晴らしいことだけど、それだったら1人でもできるはず。なぜ、フィールドパートで練習しているのか?フィールドパートの中で自分はどういう存在なのか?そんなことを考えながらこれからも練習に励むともっとフィールドパートは良くなるだろうな〜と思います!


めちゃめちゃ長くなってすみません。

伝えたいことを伝えたので十分です。笑


後輩のみんな、今までついてきてくれてありがとう。みんなで練習する時間は短かったけど、みんなで七大戦笑って終わりたかったけど、いろいろやり残した事はあったけど、最高に楽しかった!

私たちの分までこれからも全力で頑張ってくれると嬉しいです。

ずっと応援しています!


最後に、お母さんに笑

今までの陸上生活を支えてくれてありがとう。

暑い日も寒い日も、踏切の足を見てくれて、ビデオを撮ってくれて、ありがとう。

記録を出して、大きな大会に出場して、お母さんが喜ぶ姿を見るのがなりよりも励みでした!

高校生の時、部屋の壁に貼った目標は最後の最後まで達成できなかったけど、それよりも大切なことをたくさん経験することができました。

本当に陸上に出逢えて、多くの人に出逢えてよかったです。


そんな感じで、、終わろうと思います。

皆さん、元気でな〜

次、顔も性格もイケメンの庄野さんお願いします。

九州大学陸上競技部フィールドパート's Ownd

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